久しぶりに本屋に行ったらよい本に出合えた。
こんなナリでプラプラしてはいるものの、実は活動の軸足は「下手な小説を書く事」なのであります。
はい、もう半年近く更新しておりませんが、小説のタイトルを叩けばグーグルさんでトップに出てくる作品だったりします。
閑話休題。
気分転換によく本屋に行くことがあります。
知識のザッピングといいましょうか、無差別に並んだ書籍のタイトルに刺激をもらったり、パラパラとめくった本に物凄く共感を覚えたり。絵本なんか物凄く脳みそを活性化させてくれます(売り場をウロウロすると多少視線を感じますがw)。
今日見かけた良いタイトル「スパゲティになりたいラーメン」。
なんじゃこりゃと。
内容はいわゆる「今の自分をすきになろう」系なのですが、この着眼点というか切り口が素晴らしいなと思ったのです。絵本はファンタジーだわ。
さて、演芸書籍の棚でパラパラと頁をめくっていると、私のモヤモヤしていた気持ちにを形にしてくれる本に出合ったしまいました。
落語作家見習いの私の立場ではあるのですが私は「創作落語が実は苦手」なのです。や、何が苦手だったかというのがこの本の中に明文化されておりまして「現代が舞台なのに着物で座布団に正座して昔の上方言葉やべらんめぇ口調で演っている落語に違和感を感じていた」のであります。
まぁ、苦手な物の話をするよりも好きな物のお話をしましょうか。
そういう訳で私はもっとちょんまげの時代が舞台の新作落語を見てみたいと思うのです。
私の敬愛してやまない心の師匠であります桂吉朝師匠が「芝居噺」をお得意とされていたこともあるのですが、落語きっかけで講談や歌舞伎に興味を持つという流れがあっても良いと思うのです。
講談、歌舞伎を扱いました落語はいくつもありまして、その一場面をやって見せるというのが醍醐味だったりするわけですが、そういう意味ではある種お芝居の宣伝を兼ねての落語というのもあったのではと想像いたします。
時間ができたら歌舞伎・風の谷のナウシカを扱った落語を作りたいなと思っておりますが、さていつになりますことやら。
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